前回は、2000年代半ばから後半にかけて、各大学のキャリアセンターの学生支援が、狭い意味での「就職支援」から、より幅の広い「キャリア支援」へと拡張していったことなどに触れた。今回は、ちょうど同じ時期に設置が進み、その後は日本中のほとんどの大学に普及した「キャリア教育科目」について見てみたい。