今回、米大統領選の勝敗を大きく左右したのが、かつて重工業や製造業が集中した、中西部から北東部あたりの「ラストベルト(Rust Belt)」(Rustは金属の錆の意)での勝利。経済不振で雇用と人口の減少に悩む、民主党色の濃かった多くの地域で、トランプ票が予想を覆す伸びを見せたのである。