筆者は昨年10月23日掲載の『「20年バブル」崩壊』で、米国の過剰消費構造崩壊という歴史的な変化に直面した市場参加者が念頭に置くべき「6つのポイント」を提示し、その後も随時、長期金利低下・イールドカーブのブルフラット化や円高(ないし円安方向への戻りの弱さ)を予想する根拠として用いてきた。それから3カ月ほどが経過しているので、このあたりで「中間レビュー」を簡単に試みておきたい。