長期統計でみると、日本の物価を下支えしているのが、大学をはじめとする教育費の高騰である。日本銀行の量的緩和にもかかわらず安定的な物価上昇の道筋は見えないが、過去、確実に上昇してきたのが国立大学をはじめとする大学授業料である。