「メキシコ麻薬戦争」で8000人以上が犠牲となっている。2006年末、フェリペ・カルデロン大統領(当時)が「対麻薬組織戦争」を宣言して以来、死者数は6万とも15万とも言われる。あまり伝えられることのないそんな現実を描く『カルテル・ランド』(2015)が、先週末から劇場公開されている。
公開中の映画が生々しく描くメキシコ麻薬戦争
暴力渦巻く世で、ぼやけるばかりの善悪、正誤のボーダーライン
2016.5.12(木)
竹野 敏貴
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