財政政策と金融政策の組合せをポリシーミックスと呼ぶが、90年代のこの組み合わせこそ、マンデルフレミングモデルに基づき、長期間持続した円高の主因だったと考えられている。結果的に発生した円高は、マッキノンによって「円高シンドローム」としても理論化された。
円高を惹起するマンデルフレミングモデルの亡霊
2016.4.22(金)
黒瀬 浩一
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