工場、プラントなどの制御システムや組込機器などの特定用途端末、クローズド環境にある端末がウイルスに感染する被害が増えている。これらの端末がひとたび感染すると、生産ラインが制御できなくなり、稼働が停止することになりかねない。これまで、インターネットに接続されていない端末はウイルス感染リスクが低いと考えられてきたが、その常識が通用しなくなっている。その対策はどのように行うべきなのか。製造業のセキュリティ対策に詳しい、トレンドマイクロ 事業開発本部の樋口尚文氏に聞いた。 「近年、工場やプラントでのウイルス感染の報告が急増しています」と樋口氏は紹介する。海外では発電所、自動車工場、製鉄所などが被害に
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工場の制御システムや組込機器のウイルス感染被害が急増中
2016.1.12(火)
JBpress
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