「こいつ根っからの悪人だよな」「しょせんこいつはこういう人間だから」 週末の夜、電車に乗っていると、こんな会話が聞こえてきた。中年の男性2人組が雑誌の中吊り広告の見出しについてあれこれ批評していた。