要介護となる疾患には、認知症とそれに関連する疾患が多数を占めている。国は地域包括ケア、在宅介護の新オレンジ計画を推奨しているが、社会の仕組みで解決できないのであれば、自己防衛していくほかない。「認知症と介護」をめぐる今年のニュースを振り返りながら、今後の課題を考える。