タイミングが遅かったFONOPのおかげで、人民解放軍に対して“正々堂々”と各種ミサイルシステムを人工島に配備させる“立派な口実”をアメリカ自身が与えてしまった。そして、人民解放軍が持ち込むであろう地対艦ミサイルと地対空ミサイルの中には、アメリカ海軍にとって防御困難な極めてやっかいな代物が少なくない。
遅すぎた米国「FON作戦」がもたらした副作用
中国軍艦が「航行自由原則」を振りかざして日本領海を通航する?
2015.11.5(木)
北村 淳
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