米国が直面する金融危機への対処として、政府が7000億ドルを準備して金融機関の不良資産を買い取る金融安定化法案の是非をめぐり、ブッシュ政権と議会が合意に至らず、議論が続けられている。白熱している大統領選への共和・民主両党の思惑も重なり、政治と金融が絡み合う複雑なゲームの様相を呈している。
米保守派が「社会主義」政策を拒絶
大統領選控え、公的資金投入法案の審議難航
2008.9.30(火)
渡部 恒雄
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