i3の車体構造は、「まずプリプレグから成形を始める」という手法で作られたものではない。カーボンファイバーを平行にびっしりと並べて途中を別の糸で結束した「すだれ」状の組物をつくり、それを大まかに成形したものを、成形型の中に貼り込んでゆく。