サンワテクノス<8137>は技術系専門商社で、電機・電子・機械の3つの分野にまたがって事業を手掛けている点で、一般的なエレクトロニクス商社とは趣を異にしている。同社は安川電機<6506>の販売代理店としてスタートし、当初は企業の製造ライン向けの設備 (電機、機械装置)を手掛けていたが、その後、その製造ラインで生産された製品(主として電子部品)を商材として取り込んで業容を拡大し、今日の3部門体制へと至っている。これが、同社が「双方向取引」と呼ぶ事業成長モデルである。