昨年12月15、16日に開催された米FOMCの議事録が、6日に公表された。その特徴は、(1)非常に厳しい景気認識、(2)物価下振れリスクへの警戒感、(3)金利ターゲットから米国流の量的緩和である「バランスシート政策(balance sheet policies)」への転換合意、の3点である。議事録から、関連する部分を引用しておきたい。