6月20日は国連の定めた「世界難民の日」だった。国連で、難民問題を扱っているのがUNHCR(難民高等弁務官事務所)で、その発表によれば、2013年末、世界中で故郷を離れて流浪している人々が、なんと5120万人もいるという。これは、各国政府、NGO、そして、UNHCRが集めたデータを分析、集計したものだそうだが、いずれにしても、第2次世界大戦以来、最悪の状況だ。
追い返しても助けても解決しない難民問題のジレンマ
第2次大戦以来最悪の状況、増え続ける難民はEUの時限爆弾に?
2014.7.2(水)
川口マーン 惠美
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供