菅直人首相は消費税増税を掲げて2010年7月11日の参院選に臨んだものの、その使途や低所得者への負担軽減など基本的な制度設計を怠っていた。このため有権者から「消費税10%」を腰だめの数字と見抜かれてしまい、改選前議席を10も下回る惨敗を喫した