周りは豊かな森林に囲まれ、南東は黒潮おどる太平洋に面する四万十市。市域には日本最後の清流と言われ、全国的にも有名な「四万十川」が貫流する、自然環境に恵まれた町である。だが、中村市の時代には市民の給与所得が減少し続け、税収ベースでは毎年約1億円減少、一方で生活保護費は年に約6000万円ほど増加していた時期があった。