私は東南アジアで仕入れた骨董を、主に京都や青山、鎌倉、横浜の骨董商に卸していた。毎月、ベトナムとカンボジアを往復し、旧北ベトナムのハノイでは茶会に使えそうな茶碗、そして酒器になりそうなとっくりや盃、旧南ベトナムのダナンから南のサイゴンあたりではベトナム戦争時、米兵が使っていたジッポ(ライター)を主に仕入れていた。
東南アジアで骨董商をしていた頃
逸品の焼き物を求めてベトナム、カンボジアを駆け巡る
2014.5.14(水)
比呂田 弥次郎
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