日米欧の先進国でデフレ懸念が強まっている。それに対して新興国、とりわけ中国ではインフレの再燃が懸念されている。中国の2010年上期の消費者物価指数は2.6%の上昇だった。これは許容範囲と言えるが、食品価格は5.5%上昇し、明らかに危険水域に入っている