図表1は2001年1月以降の東証時価総額の対名目GDP比率を示したものです。足元では、東証時価総額は名目GDPに対して97%程度の水準にあり、2005年以降に世界的に景気拡大を迎えた時期を除けばピークとも言える水準です。今後、米国で起きたサブプライムローンによる消費刺激のような施策があるかどうかはわかりませんが、仮にそうしたバブルを誘発するようなイベントがなければ、現在の株価水準は高値水準に来ているともいうことができます。