コンテストのルールは参加するそれぞれの大学が話し合って決める──コンテストの運営側である大学を束ねて指導している平松さんは、一貫して最初からそう主張していた。彼らに自分たちのロボコンであるという意識を持ってもらうためには、ルールを自分たちで決めることが重要だと平松さんは考えていたのだ。