オバマ政権としては、日米同盟の効用や機能は堅持したいが、実際に軍事行動の発動というような事態は絶対に避けたい、そのためには中国に対しては最大の外交配慮を払いたい、ということなのだろう。だが、そうした対決や摩擦を恐れる姿勢こそが潜在敵を増長させることも、現実の危険性として認識しておくべきなのではないだろうか。
日米同盟も中国も大切にしたいオバマ政権
日本との絆を確認しつつ中国にも配慮
2014.3.12(水)
古森 義久
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