昨年末の12月26日、安倍晋三首相が靖国神社を参拝した。その約1カ月前、中国政府は防空識別圏を設定し、それが世界各国から否定的に受け止められ、日本との対比において中国の立場を悪くさせていた。そうした状況下、安倍首相が靖国参拝を行ったため、今度は米国、欧州等の批判の矛先が日本に向けられたのである。
日中関係を再び「政冷経熱」へと導く民間交流促進策
中国人の日本旅行ブームは安倍首相の靖国参拝でも止まらない
2014.2.19(水)
瀬口 清之
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