毎年この時期、東京やワシントンで「激動の○○年が幕を閉じ・・・」という記事を書いてきた。このため「激動」には食傷気味なのだが、2008年は文字通りに激しく動いた。「仮説を提供するのが、経済ジャーナリストの仕事」と日頃うそぶくのに、1年後の世界経済の姿に予測がつかない。こんな年の瀬を迎えたのは、20年を超えた記者生活で初めての経験だ。
「部分最適・全体最悪」
金融危機の主犯
2008.12.30(火)
中野 哲也
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