今回の米ロ合意でプーチン大統領が発揮したイニシアチブには、ケリー米国務長官も「感謝する」と言わざるを得なかった。実際、ロシアはアメリカの武力攻撃を阻止するために、積極的に動いた。サンクトペテルブルグでのG20では、議長国の立場を活用してアメリカの軍事介入に対する各国の支持を阻むために、積極的に首脳外交を展開した。
アメリカはこのまま「裸の王様」になってしまうのか
シリア問題で迷走したオバマと存在感示したプーチン
2013.9.24(火)
筆坂 秀世
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