オバマ大統領が発動しようとした対アサド政権軍事攻撃が、ある意味ではアメリカの国内世論に阻まれたと言える状況は、日本の国防にとっても暗雲を投げかけたのである。もし日米安保条約に基づいて米軍による本格的軍事介入が実現したとしても、介入のタイミングは決して早くはなく、日本側が相当甚大な被害を被ってからになってしまうであろう。
軍事介入に消極的になった米国、
そして中国がほくそ笑む
2013.9.19(木)
北村 淳
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