2012年末の大統領選挙で当選した朴槿恵(パク・クネ)現大統領は2つの政策を掲げていた。「福祉の充実」と「増税はしない」だ。急速に高齢化が進む中で「福祉の充実」は待ったなしだが、その財源をどうするのか。政権発足から半年近く。満を持して発表した税制改正案だが、世論の大ブーイングを浴びてわずか4日で撤回する羽目になってしまった。
韓国政府を悩ます「増税反対、福祉拡充賛成」
税制改正案に大ブーイング、大統領の一喝で大幅修正
2013.8.21(水)
玉置 直司
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