富士重工業の「フォレスター」が北米で快走を続けているという。日本経済新聞によると同車の在庫は約2週間しかなく、「太平洋上を輸送中に販売先が決まってし まう」状況だという。アベノミクスによる円高是正で輸出採算も大幅に改善、将来のための研究費を100億円ほど上積みすることを決めた。 一方で、東芝やエルピーダメモリもほぼ2年ぶりに半導体の増産投資を再開させた。このところ日経平均は鳴かず飛ばずの状態が続いているとはいえ、確実にアベノミクス効果は浸透し始めている。 この流れを本物にし、日本経済を確かな成長軌道に乗せるのが政治の役割だろう。 揚げ足取りに奔走するだけでなく、野党も具体的な成長戦略を披露し、
成長か衰退か、参院選後が日本経済の分水嶺
竹中平蔵・慶大教授が語る正念場のアベノミクス
2013.7.20(土)
川嶋 諭
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