今この原稿を夜明けのワシントンDCで書いている。時差なのか、歳なのか、どうしても夜中3時に目が覚めてしまうからだ。久しぶりのワシントンは東京と変わらぬ高温多湿。植民地時代に英国外務省がワシントンを瘴癘地(しょうれいち、勤務環境の厳しい場所のこと)に指定していた歴史をふと思い出した