今回の米中対話では両国の経済や環境保護での接近が強調されればされるほど、皮肉なことに安全保障や政治面での両国の断層が照らし出される形となった。両国の経済に関する利害では一致する領域が広くても、こと政治や安全保障となると、対立や衝突の領域がそれに輪をかけてずっと広いという現実が浮かび上がったのである。
米中戦略・経済対話で米国を見下ろす中国
人権問題批判に悪びれもせず米国に説教
2013.7.17(水)
古森 義久
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