今回の米中戦略・経済対話に参加したアメリカ太平洋軍司令官ロックリア海軍提督が再び「関与政策派」的立場からの米中軍事関係構築の方向性を明言したことで、少なくともロックリア提督が太平洋軍司令官に在任している間は、またその間に決定された事項・行事に関しては、アメリカ太平洋軍関係緒部門は、露骨な「封じ込め政策派」的方針を打ち出すことは抑制せざるを得なくなってしまうことが再確認された。