株式市場の動向を見る限り、中国のこの先の景気動向は決して楽観視できない。こうした中で、金融システムリスクが急速に増幅している。尚福林主席の言葉の通りに、「流動性が不足しているわけではなく、システムに欠陥がある」とすれば、そのシステムを改善する改革に取り組まなければならない。中国の金融システムは明らかに現在の発展段階に合致していないと思われる。
地方政府から火がつく中国版サブプライム危機
景気後退の中で高まる金融システムリスク
2013.7.9(火)
柯 隆
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供