ある日、気付いた。村人は「慣れて」きたのだ。原発事故から2年以上が経って「自分たちの故郷が世界でも数少ない原発被災地になった」という現実に、慣れてきたのだ。マスコミの見慣れぬ人間が都会や世界からやって来て、村をウロウロしている。でかいカメラを首から下げた男が写真を撮っている。そんな「異常な日常」に慣れてきたのだ。
カエルのいないプールとミズバショウの里
飯舘村再訪(その3)~施設・住民
2013.6.13(木)
烏賀陽 弘道
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