豊かな森林に囲まれた国土を保全していくには、消費する側も国産材、地域材を利用するという地産地消の意識を高めることが重要だ。露骨な保護主義はWTOの精神に反するが、国際的な批判をかわしながら、国内の森林、林業を維持、発展させる方策を進めることは大切で、今回の木材利用ポイント制度も、その1つではないかと思う。