「中国海警局」が東シナ海、南シナ海での中国の「主権」擁護の尖兵となることは間違いない。問題点を指摘するならば、中国はかねてより新設される「コーストガード」は「準軍事組織」として位置づけてきたことだ。「準軍事組織」なら、当然のごとく武装しており、武力の威嚇を平然と行いかねないからだ。