軍と政府の調整に問題があるとすれば、それは人民解放軍が「党の軍隊」であることに起因するのかもしれない。政府を超越し、その拘束を受けない人民解放軍であり、軍事に素人の党指導者をコントロールできるとしたら、中国における「文民統制」はほとんど意味をなさない。
人民解放軍暴走の不安が消えない理由
中国における「文民統制」の虚構
2013.1.31(木)
阿部 純一
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供