マット安川 ゲストはノンフィクション作家・河添恵子さん。中国との関係について、「いままでの報道では知らされていなかっただけ」という迫力のあるリポートを、これまでの歴史検証とともにお聞きました。 私は20年以上前から日中関係は深くなればなるほど悪くなるだろうと見ていました。しかし当時は、君は気が狂ってるよ、みたいな感じで私は非難されていました。ところが、今回の尖閣問題を含めて3年くらい前から風向きが変わりました。 今は講演会などに呼ばれると、中国の悪口を話してくれと言われます。私にすれば今さらという感じですが、理路整然と事実を淡々と申し上げますと、割とビビッドな反応があります。 例えば、日本人は