東京都知事というのは、首都の顔であり、その政治的地位は首相に次ぐものと言ってよい。このバックボーンがなくなった石原氏に、果たして魅力はあるのだろうか、果たして力はあるのだろうか。「たちあがれ日本」の会合で、石原氏本人が「『暴走老人』はいつ死ぬかもしれない」と語ったそうだが、その姿は私には一老人にしか見えなかった。
「第三極」結集を呼びかける石原氏の痛々しさ
新鮮味も躍動感も感じられない石原新党
2012.11.5(月)
筆坂 秀世
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