韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領ほど国内と海外での評価が異なる指導者も珍しいだろう。韓国経済は、いち早くリーマン・ショックを乗り切り、引き続き底堅い成長を続けている。大企業の業績も好調で、世界市場で韓国を代表する製品がシェアを伸ばし、国家ブランドの向上にも寄与している。「CEO大統領」として賞賛を浴びることも多いが、国内では「経済失政」の強い批判にさらされている。
韓国で拍車かかる「親大企業」策見直し
鉱物公社の不自然な貸し付け、政府が問題視
2012.5.31(木)
玉置 直司
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