日本は1970年代に石油ショックを経験しており、エネルギー問題の壁に突き当たるのは初めてではない。だが寺島氏によると、エネルギーは戦略的事項であるにも関わらず、日本の対応はこれらの危機を経ても市場を通じた‘解決策’に頼るというその場しのぎなものに留まっている。