エルピーダは、日本半導体産業において、初めての合弁会社であった。初めてのDRAM専業メーカーだった。初めて外部から社長を招聘した。初めて産業再生法適用が認可された。経営破綻したエルピーダの負債総額4480憶円は戦後の製造業では最大だった。エルピーダは、何から何まで初めてであり、記録づくめであった。