ジュネーブ中央駅から徒歩数分の体育館に、毎週1回、10数人の男女が集う。裸足になり、手には和太鼓のバチを手にしている。4台の太鼓を囲んで、打ちの練習に余念がない。そこに、ひときわ背の高いレミ・クレメンテがいた