ケータイ先進国~日本。しかし、携帯電話の契約加入数は既に1億を突破し、人口普及率も84%に達した(2007年度末)。まさに「1人1台」の時代を迎え、モバイル市場はもはや「右肩上がり」から「成熟期」へと舵を切り始めた。新規顧客の獲得が次第に難しくなり、パイ全体を広げるというより、むしろパイの分け前を奪い合うサバイバル競争が続いている。そこに登場してきたのが、MVNOという名のビジネスだ。