英語の声明文を読み上げる声がうわずっている――。極度の緊張感を漂わせた豊田章男・トヨタ自動車社長が、米下院公聴会で証言の口火を切ったのは24日午後2時過ぎ。海千山千の米議員を相手にした「御曹司」の試練は、事態の先行きに不安を抱かせるシーンから始まった
「人間・豊田章男」で魅せた首都行脚
糾弾ムードの機先制す―米公聴会見聞録
2010.3.1(月)
松原 怜
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