サムスン電子や現代自動車など韓国の大企業の2011年7~9月決算が相次いで発表になっている。欧州財政危機に端を発した世界的な景気減速にもかかわらず、両社とも好業績だった。ただ、景気の先行きが不透明なため、いつでも「危機経営体制」に一気にシフトチェンジできるよう社内の引き締めにも動いている。2008年の金融危機時にも素早い危機対応力を見せ、競合他社に比べていち早く成長軌道に戻した。「危機の後にはチャンスが来る」。韓国の大企業のスピード経営は健在だ
サムスン、現代自、業績絶好調でも「危機経営」
2011.11.2(水)
玉置 直司
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