5カ月ぶりに再会した木幡さんは、疲れがたまっているように見えた。4月に会った時は、行方不明になった徘徊癖のあるお年寄りを探すため、ご近所さんをまとめて指示を飛ばしていたのだが、今は表情が重い。口数も少ない。
「どこへ行っても、結局地元とは違うんだよ」
「原発難民」になった人たち(その1)
2011.11.4(金)
烏賀陽 弘道
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