ホームセンターは草原の真ん中にあった。草をかきわけて進むと、玄関のガラスが割れ、あたりは乾いた泥でひび割れていた。津波がなだれ込んだのだ。中を覗き込むと、売り場は陳列棚がひっくり返り、天井の部材やパイプが落ちて、そこが何だったのかすら分からない。
寒気を覚えた無人の町の異様な空気
突入!この目で見てきた原発20キロ圏内(前篇)
2011.9.22(木)
烏賀陽 弘道
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