終戦後、金融引き締め政策によってトヨタ自動車は資金繰りがつかなくなり、倒産の危機に瀕します。そんなさなかの1950年、つぶれかけたトヨタの社長に就任したのは、「トヨタの大番頭」と自ら名乗る石田退三氏(1888~1979年)でした