野田新政権が地方分権や行政改革を進めるのはあまり期待できませんが、思わぬ効果として、霞が関の役人が安心して景気対策や構造改革に取り組めるというメリットがあります。「成長なくして財政再建なく、財政再建なくして成長なし」というような、優先順位をつけない二正面作戦ではなく、まずは経済成長のために霞が関のキャリア官僚をうまく使ってくれることを新政権に期待します。
分権改革が後回しはやむなし、
野田政権は霞が関の活用で経済成長を
2011.9.8(木)
木下 敏之
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供