欧米諸国は、過度の資本集積を短期的に求めてはいけない、バランスを取らなきゃいけないと分かっていながら、しかし「バランスとは何か」というところで苦しんでいます。この本の趣旨は、それに対する答えを東アジアの文化に見出せるのではないか、ということなんです。